食事

レーズンでバストアップできる?おいしく食べる方法は?

お姉ちゃ~ん!聞いて聞いて!なんと!レーズンにはバストアップ効果が期待できるんだって!
ああ、レーズンね。有名な話じゃない。
え?そうなの?な~んだ、せっかくお姉ちゃんが知らない情報ゲット!って思ったのにぃ~。
まったく。じゃああなた、なんでレーズンにバストアップ効果があるって言われているか知ってる?
それは知らない!!
ホントに仕方のない子ね……。それじゃ今日は、レーズンが持つバストアップ効果について説明してあげるわ。その他、レーズンを効果的に、おいしく食べる方法について見ていきましょう。

レーズンが持つバストアップ効果

レーズンのイメージ画像

レーズンには、ボロンと呼ばれるミネラルの一種が含まれています。ボロンは、別名「ホウ素」とも呼ばれる成分です。

ボロンには、女性ホルモンの一種であるエストロゲンを分泌させる効果があります。エストロゲンは、肌にハリを与えたり、血流の流れを促進させたりなど、女性にとって嬉しい働きをしてくれるホルモンです。

特に「バストアップしたい!」など、女性らしい丸みを帯びた身体つきになりたい場合に欠かせないホルモンね。
でも女性ホルモンって、40代後半を境に分泌量が減っちゃうんでしょ?あと、加齢じゃなくてもストレスとかで上手く分泌できなくなったりとか……。
その通りよ。そうした不足分を補うために、レーズンを食べることが推奨されているの。レーズンを通してボロンを摂取することで、エストロゲンを補給するのよ。
なるほど~!エストロゲンはバストアップだけじゃなくて、美容効果も期待できるから嬉しいよね♪

ひとつ注意してほしいのは、ボロンという成分そのものに、バストアップ効果があるわけではないということ。

ボロンを摂取するとエストロゲンの分泌が促され、乳腺が発達します。乳腺が発達すると、その周りに脂肪が蓄えられ、結果としてバストアップに繋がるのです。

レーズンにはボロンの他に、ポリフェノールなども含まれています。

ポリフェノールって何?
ポリフェノールは、交感神経を鎮静させ、ストレスを緩和してくれる成分よ。女性の身体はストレスがかかると女性ホルモンの分泌が減ってしまうから、ポリフェノールでストレス緩和の効果を狙うのも大切なの。

バストアップに効果的なレーズンの食べ方

ヨーグルトとレーズンのイメージ画像

レーズンは、できるだけ火を通さず、そのまま食べるようにしましょう。ボロンは熱に弱いため、加熱するとせっかくの成分が壊れてしまいます

レーズンというと、ケーキやパンに入れて焼く調理方法もありますが、ボロンの効果を得たい場合は、なるべく生のまま食べることを心がけてください

手軽につまめるおやつとして、コンビニなどでレーズンを買っておくといいわね。あとはケーキを焼いたりした時、トッピングとして上にレーズンを散らしてもおいしく食べられるわよ。

ちなみに、レーズンは1粒0.6g程度で、10g食べると30キロカロリーほどとなります。

女性ホルモンの分泌はさせたいけど、やっぱりカロリー問題はついて回るよね……。

レーズン100gに対し、ボロンの含有量は4.51mgとなっています。

ボロンの1日の摂取量は3mgほどが推奨されているため、レーズンを食べる場合は量についても考えてみてください。

レーズンが苦手な場合は他の食材を代用

サラダのイメージ画像

ボロンは、レーズン以外にもたくさんの食べ物に含まれている成分です。

もし、「レーズンのカロリーが気になる……」「レーズンだけを食べ続けるのは苦手!」ということであれば、以下の食品を積極的に摂取してみましょう。

  • キャベツ
  • りんご
  • ナッツ
  • 海藻類

キャベツの場合は、摂取量100gでボロン含有量1.45mg、りんごの場合は1個で1mgとなっています。

ボロンは他にも、ナッツや海藻類等にも入っているため、それぞれの食材の含有量とカロリーを計算したうえで、日替わりメニューを作ってみるのもよいでしょう。

ちなみに、カロリーが気になる場合はキャベツを選んでみてね。キャベツは低カロリーだし、レーズンと適度に混ぜてサラダとして作れば、ボロンの摂取量を自然と増やすことができるわ。
熱が加えられないとなると、やっぱりサラダとかになるよね。よ~し、いい機会だからいっぱいサラダを食べて、野菜嫌いを克服しちゃおっと!

レーズンの食べ過ぎには要注意!

注意のイメージ画像

ボロンやポリフェノールの効果があるとはいえ、レーズンを食べ過ぎるのもよくありません。

レーズンはカロリーが比較的高く、バストアップの必要量である60粒前後を食べるとなると、195キロカロリーにもなってしまいます。

また、レーズンを食べ過ぎてエストロゲン過多になってしまっても問題です。エストロゲン過多になると、乳がんや子宮筋腫などの病気にかかるリスクが高まります

レーズンには果糖やブドウ糖が多く、食べ過ぎるとその影響でお腹を壊しやすくなることもあります。鉄を含んだ食べ物であるため、適量ならば貧血の予防にもなりますが、過剰摂取した場合は胃のムカつきや吐き気などが起こる恐れがあります。

バストアップを目的としてレーズンを食べるのはよいことだけど、食べ過ぎると弊害が起こるリスクもあるわ。くれぐれも注意してね。
レーズンばっかりを食べ過ぎないよう、他の栄養素もバランスよく摂っていかなくっちゃね!

まとめ

レーズンには、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を助けるボロンという成分が含まれています。

ボロンは熱に弱いため、レーズンを食べる際はなるべく加熱せず、生のまま食べましょう。

レーズンが苦手という方は、キャベツやりんご、ナッツ、海藻類などがおすすめです。

早くバストアップしたいからと、レーズンばかりを食べ過ぎてもよくありません。思わぬ健康被害を避けるためにも、レーズンは適切な量を守っておいしく食べていきましょう。