アロマがもたらすバストアップ効果

「アロマがバストアップに効果的」。この一文だけ見ても、「一体アロマのどこにそんな効果が?」と不思議に思いますよね。
アロマがバストアップによいとされている理由は、アロマの香りを嗅ぐことによって、女性ホルモンの分泌が活性化されるからなのです。
女性ホルモンには、エストロゲンとプロゲステロンの2種類があります。このうち、バストアップ効果を持つのがエストロゲンです。
エストロゲンは、脳の視床下部というところで分泌がコントロールされています。
そのため、アロマを用いて嗅覚に刺激を与えることで、脳に直接作用し、エストロゲンの分泌を促すことが可能となるのです。
アロマにはバストアップ以外にも、気分を和らげたり、緊張をほぐしたり、ストレスを緩和したりといった嬉しい効果がたくさんあります。この機会にぜひアロマに触れてみましょう。
バストアップにおすすめなアロマ①クラリーセージ

バストアップにおすすめなアロマとして、まず挙げられるのがクラリーセージです。
クラリーセージはシソ科のハーブ。高さは1mを超えるなど、それなりに大きなハーブである一方、とても可憐な花を咲かせてくれるかわいらしい植物でもあります。
クラリーセージには、スクラレオールと呼ばれる成分が含まれています。
スクラレオールは他にも、心を穏やかにしたり、ストレスを緩和したりといった作用も持ち合わせています。さらに、肌の調子を整える、抜け毛を防ぐといった効果もあり、まさに女性にとっての強い味方となるでしょう。
ここで気になるのが、「クラリーセージってどんな香りなの?」という点ですよね。
クラリーセージの香りは、スパイシーでありながら、それほど鼻につくものでもありません。嗅ぐうちに、徐々に心がリラックスしてくることでしょう。
基本的には安心して使用できるクラリーセージですが、妊娠中の女性が使う際には注意が必要です。
妊娠中の女性がクラリーセージを使用すると、分娩が誘発される危険性があります。そのため、妊娠中はクラリーセージの使用を控えるようにしましょう。

バストアップにおすすめなアロマ②フェンネル

クラリーセージ以外にバストアップにおすすめなアロマとして、フェンネルが挙げられます。
フェンネルはせり科の植物で、とても人気のあるハーブです。アロマの他には、種子がスパイスとして活用できるということで、魚料理にもよく使用されています。
フェンネルは、スパイシーな中にもほどよい甘さを感じられる、フローラル系の香りが特徴です。
フェンネルには、トランスアネトールという成分が含まれています。トランスアネトールも、女性ホルモンのエストロゲンに似た作用を持つ成分です。
フェンネルは、消化器系に作用する特徴があります。そのため、便秘や腸内のガスなどを改善する効果もあり、デトックス効果が期待できるアロマです。
古来より痩せる効果があることでも知られており、身体からむくみやセルライトを取り除いてくれる効果も期待できるとされています。
バストアップにおけるアロマの効果的な使い方は?

「バストアップにアロマがいいってことは分かったけど、具体的にアロマってどうやって使えばいいの?」と疑問に思う人も多いいでしょう。
バストアップにおけるアロマの効果的な使い方は、ずばり入浴剤です。アロマはただ香りを嗅ぐだけでなく、バスタブのお湯に数滴垂らすことで、入浴剤としても使用できるのです。
鼻から香りが入った場合、その香りの成分が脳へと穏やかに届けられます。香りの成分は、やがて自律神経や女性ホルモンの分泌をコントロールしている視床下部へと伝わります。
また、皮膚では真皮層にあるリンパ管や血管に香りの成分が取り入れられ、身体のさまざまな部位にまで届けることができるようになります。

アロマは入浴剤として使う他にも、アロマディフューザーやキャンドルを使用したり、タオルにアロマオイルをしみ込ませたりなどする方法もあります。
タオルにしみ込ませる場合は、冷水か熱湯を洗面器に入れ、そこにアロマオイルを2滴ほど垂らし、タオルをそっと浸します。このようにすることで、タオルを湿布代わりに使えるようになるため、効果を得たい部位に優しくタオルを当ててみましょう。
まとめ
アロマは、女性ホルモンであるエストロゲンの分泌を促す効果があるため、バストアップに効果的です。
バストアップに特におすすめなアロマは、クラリーセージとフェンネルです。
どちらもエストロゲンの分泌を促す効果を持っているため、ぜひお好みの香りを生活に取り入れてみてください。ただし、クラリーセージもフェンネルも、妊娠中や授乳中は使用を控えるようにしましょう。
バストアップを目的としてアロマを活用する際は、アロマを入浴剤として使用するのがおすすめです。
アロマにはもちろん、入浴剤以外にもさまざまな使い道があるため、それぞれのライフスタイルに合わせてアロマを活用してみてください。